川田製作所の歩み

すべては、刀鍛冶から。

刀鍛冶を発祥とし、その技術を元にした理容鉄やオートバイ(メグロ:目黒製作所)、
さらには電気部品のリードフォーミング機の製作を経て、現在の治具(じぐ)・省力機械製造に至る。
設立当初から高い金属加工技術や切削加工技術を有し、
開発製品である電子部品のリードフォーミング機は、
開発当時すべての電機メーカーにて採用されるほどであった。
現在も高いスキルは継承・発展し、機械加工(MC、旋盤、研磨、WEDM、EDM等)に加え、
設計、組立、据付、メンテナンスまで社内での一貫作業を行っている。
このため、顧客ニーズに適した完成された製品が短期間に低コストで製作が可能である。
小さな町工場ではあるが、治具を通じて機械加工のエキスパートたちが会社を支えることで、
日本のものづくりの品質を高度化することを目指している。

会社の沿革

昭和28年 5月 品川区西大崎で㈲川田製作所(代表者 川田 周三)を創業。オートバイ(目黒)の部品加工を行う。資本金 50万円
昭和38年 4月 区画整理の為、同地番の工場を改築
昭和40年 2月    資本金 100万円
昭和40年 11月 各種機械部品加工を始める。
昭和42年 タイミングプーリーの加工を始める。
昭和44年 5月    資本金 150万円
昭和45年 フォーミング機の生産(設計製作)を始める。
昭和47年 10月 川田 昇 代表取締役に就任
昭和52年 フォーミングの特許申請をする
昭和57年 12月 同地に新工場を建設。
昭和58年 10月 フォーミングの特許登録される。
昭和60年 放電加工に着手。無公害認定工場の指定を受ける。
平成 3年 2月    資本金  300万円
平成 7年 10月 CAD/CAMシステムを導入
平成12年 9月 ドメインを登録する(kawata-factory.com)
平成14年11月 ビックサイトにて産業交流展に出展する。(第1回)
平成14年11月 第一日野小学校の3年生の生徒さんが工場見学に来られました。
平成15年 4月 川田 昇 取締役会長に就任 川田 雅展 代表取締役に就任
平成15年12月 ビックサイトにて産業交流展に出展する。(第2回)
平成18年 8月 第1回特定研究開発等計画認定を受ける(関東経済局)
平成21年 1月 品川ケーブルテレビ製作、”品川のチカラ”に出演
平成22年10月 雑誌”東京人”11月号にて紹介される
平成23年 9月 フォーラム・イン・すみだ2011 パネリスト出演
平成24年 7月 川崎オープンイノベマッチング 商談に出演
平成24年 8月 2013”よい仕事おこし” フェアに出展

ご挨拶

ロボット制御・加工・設計の知識をフル活用し、皆様のニーズに応えます。
私は小学生の頃から仕事を手伝っていましたが、工業大学の機械工学科を経て本格的に家業に入りました。その後、高度な設備による高品質・高効率
化を一層進め、設備の機能を引き出すため、操作法の習得と工夫に努めて、受注先、受注品目ともに拡げてきました。現在は、フォーミングマシンから進化した種々の組立治具を設計・製作しており、特に電子制御の技術を付加し動作精度の高い機構の設計・製作が可能になったことで国内でも有数の電子機器メーカー等に納入され、海外の主要工場にも出荷されています。「いろいろな技術を覚えて、新しいつくり方や製品を考え出す」ものづくりは楽しいですし、「信頼を大切にし、価値あるものを最高の品質で納める」ことを今後も続けたいと思います 。

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